理容師が教える理容室と美容室の違い
感謝しています。
今日も私のブログを読んで頂きありがとうございます。
本日のお題は理容室と美容室の違いをお届けします。
私は理容師として志事(お仕事)させて頂いているのですが、ではではそもそも理容師と美容師って何が違うの?と思っている方もいらっしゃると思います。
理容師と美容師の国家試験の免許取得は別々なので、理容師の資格を取るか?美容師の資格をとるか?で違ってきます。
もっとわかりやすく説明すると顔そり(シェービング)ができるかできないか?の違いがいちばんわかりやすいかと思います。
理容師は顔そり技術(シェービング)は必須になるので、まずは顔そり(シェービング)ができることが条件に入ってきます。
また、美容師さんは着物の着付けや結婚式のヘアアシスタントなどの専門分野での仕事の幅が多くなっております。
美容室はオシャレ感がいっぱい。
働く人もオシャレさんがいっぱい。
理容室は男の人が通う床屋さん。
ご夫婦で経営されている人が多い。
近所の方が通うおなじみのお店。
というイメージもあるかと思います。
でもここ近年、理容室と美容室の見た目やお店の外観など区別がつかなくなってきているので、見た目や技術の差はあまりなくなってきているようです。
数十年前に理容師法と美容師法が一緒になるとも言われていたのですが、今もまだそれには至らないようです。
きっと、このまま法律上では理容師法と美容師法は別々でいくのではないかと思っております。
ここ近年、理容室・美容室との差があまりなくなってきているので、お客様がどこのお店に行きたいか?が自由に選べる時代になってきているのだと思います。
理容室に行きたい!美容室に行きたい!というよりもここのお店に行きたい!と思うお店にお客様が足を運んでいるような気もします。
最近では、理容室にお顔そり(シェービング)をしたいから来店される客様も増えてきていますし、お顔そり(シェービング)が話題にもなってきているので理容室にも女性客が年々増えてきています。
私達理容師も改めて女性客が増えてきてることをすごく実感しています。
本当に有り難いことです。
ですが、それよりも何よりも、お客様が足を運んで来て来店してくれるにはまずはこのことが大切になってきます。
お客様にとって豊富なメニューが取り揃えてあること。
お客様が心地よく過ごせる空間。
お客様に喜んでもらえる技術。
お客様がまた来たくなるお店作り。
こういうことがとても大切になってくる時代になってきていると思います。
私達もお客様にいかに喜んでもらえ、いかにまた次も来たいなぁ~と思って頂けるか?を常に心に留めて志事(仕事)させて頂いております。
なので、今の時代はあまり理容室と美容室の違いはあんまりないように感じます。
ただ、そうは言ってもやはり美容師の方がオシャレ感がすごくあるというイメージがあるので、お客様もそうですが、理容師と美容師のどっちになりたいか?と聞くとやはり今の若い世代の方は美容師になる方がとても多いです。
なので今の現状では理容師は本当にものすごく不足しているのが現状なのです。
もっと言えば、更に女性理容師は本当に少なくなっています。
なので、私は女性理容師であることを誇りをもって、これからも理容師として日美笑進(日々精進)していきたいと思っております。
ここ近年、理容師と美容師のボーダーラインがそこまでなくなってきているので、勉強会や講習会なども理容師と美容師が一緒に参加する機会がほとんどです。
私達の業界で働く側としては理容師と美容師の線引きは以前よりも意識してなくて、逆に理容師の利点・美容師の利点というものの情報交換をしながらお互いに良い所を教えあって、シェアしあってお付き合いさせて頂ける環境に変化してきました。
なので、理容師と美容師の付き合いやコミュニケーションもすごく良い関係性で保たれていますし、お互いにより良く志事(仕事)の幅も広がってきています。
ヘアビジネスとしてこれからは理容師と美容師が手取り合って盛り上げていけたらいいなぁ~と思っています。
理容師法と美容師法で法律上は別々でも、理美容師で知恵を技術を向上することによってこれからのヘアビジネスはドンドン良くなっていくと思います。
そう思うと私もワクワク楽しみになってきます。
これからは若い世代にこの業界を担っていってもらうためには、働き方や労働時間や給料面などで改善していかないといけないことはたくさんあるのですが、その課題を含めまた、理美容師の私達がしっかりと基盤を固めて安心して働いていける環境を極めていかねばならないと思っております。
こういう課題があるとまた、果然とやる気がみなぎる私達世代なのでこれからも日々精進でこの業界を盛り上げていきたいと思います。
本日も私のブログを最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆様にすべての良きことが雪崩のごとくおきます。